vol.18映画「マトリックス」で見られる潜在意識の存在【人生を好転させる潜在意識の活用法】

1999年に公開されたアカデミー賞4部門受賞のアメリカのSF映画

「マトリックス」

 

当時、最新の撮影技術を使った映像は、その後のSF映画に強い影響を与えています

キアヌリーブス演じる主人公ネオの生きている現代は、実はAIに支配されている仮想世界”マトリックス”であるという、徐々に現実味を帯びてきたAI主導の社会を予見していた内容は、今改めて観ると非常に興味深いです

ネオがAI支配の仮想現実から人類を解き放つ救世主なのか?どうなのか?

というテーマなのですが、

人類側テロリストのリーダーであるモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)がネオを覚醒させていくプロセスで、潜在意識の活用にも応用できる示唆に富んだ名言をいくつか言ってくれています

 

Free your mind.
「心を解放しろ」

 

固定観念を捨てて自由な心や意識で物事を見ないと現状が打破できません。

固定観念は潜在意識の深い部分に根付いているので、まずは心を解放しろと言っているのです

 

What are you waiting for? You’re faster than this.Don’t think you are, know you are.

「何を待ってるんだ。君はもっと速く動ける。速く動こうと考えるな。速く動ける自分を悟れ」

 

出ました。

潜在意識の活用の基本である未来完了形の思考です。

自分は既に出来ていると悟る事が潜在意識へ事実として伝達され、全神経、全細胞を達成へと向かわせます

 

If youre talking about what you can feel, what you can smell, what you can taste and see, then real is simply electrical signals interpreted by your brain.

「君が感じたり、匂ったり、味わったり、見たりするもの、それらを現実と言うならば、現実とは君の脳から発せられた単なる電気信号に過ぎない」

 

深いです。

現実とは心の在り方であって、各々の思い込みで現実はいく通りもある。

大脳生理学的に言えば、脳の発する電気信号によって顕在意識が認識するものであるので、本当の現実とは誰にも解らず、心に描いた事が投影されていると考えると、良いセルフイメージを描けば、事態は好転していく事は、至極当然という事です

 

“He starts to believe himself.”
「彼は自分を信じ始めた」

 

主人公ネオが覚醒し始めた時のモーフィアスのセリフです。

そうです。本当の自分の力、潜在意識が潜在能力を引き出すには自分を信じ切る事です

公開から18年経っても色褪せないどころか、冒頭にも書いたように現実がマトリックスの世界に近づいているような不気味さもあります

 

混迷の時代を生き抜くには、心を解放し、自分を悟り、信じ切る事

未見の方は是非ご鑑賞ください

 

人生を好転させる潜在意識の活用法

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