vol.17映画「生きてこそ」の生存者達と潜在意識【人生を好転させる潜在意識の活用法】

1972年に起きたウルグアイ空軍機遭難事故を題材にしたドキュメンタリー小説「生存者 アンデス山中の70日」を原作に1993年に映画化された「生きてこそ」原題 Alive

 

ウルグアイの大学ラグビーチームとその家族や乗員の計45名を乗せてチリに向かっていたウルグアイ空軍機が悪天候の中、アンデス山脈に衝突して墜落。

墜落時点で12名が死亡、行方不明5名、生存者28名なのですが、夜はマイナス40度にもなる厳寒の世界、食糧もすぐ底を尽きました。

極限状態でも「絶対に生きる!」と強い意志を持つ生存者達は、葛藤しながら、議論の末、仲間の遺体の人肉を食べてでも生き残ろうという重い決断に至ります。

ラジオで捜索が中止になった事を知ったり、眠りにつこうとしたところを雪崩に見舞われたり、心身共に大きなダメージを受ける出来事が続きます。

詳しくは映画で観て頂きたいのですが、結局は16名が奇跡の生還を果たします。

墜落時点で28名生存していたのが、72日間で8名が絶命した訳ですが、生死の分け目は何だったのでしょうか?

もちろん墜落時点で怪我を負った人達は、体力の消耗の激しい環境では、生き残る事は厳しかったでしょう。

 

ただ、明暗を分けた事実が明確にあって、墜落時に怪我をしていない人達も含め

”遺書を書いた人達は全員、息絶えた”

という事なんです。

 

「もうだめだ」と考えたり、そのような行動、準備をすると、本当に現実になってしまいます。

絶対絶命という状況に置かれても、最後の最後まで生きる事を諦めない、生き残る事を信じて疑わない思考が、奇跡を引き寄せるのですね。

 

人生を好転させる潜在意識の活用法

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