vol.80 新元号「令和」と潜在意識【人生を好転させる潜在意識の活用法】

 

現天皇の退位によって現在の元号「平成」が終了し、2019年5月1日から新元号に変わります。その新元号が2019年4月1日に「令和」であると発表されました。
「令和」は日本最初の元号「大化」から数えて248番目の元号となります。元号は、日本人にとっては日常生活をしていくうえで切り離せないほど生活に密着しています。今後、「元号」は、「意識する・しない」にかかわらず数百回、数千回と何度も何度も見聞きすることになります。
そして、いつの間にか「令和」から感じるイメージが潜在意識に染み渡っていきます。政府は、「令和」の意味、および政府が「令和」に決定した理由として託した思い・イメージを次のように述べています。

『日本には、悠久の歴史と香り高き文化、四季折々の美しい自然があります。
こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく、厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込めて決定しました。
また、「令和」には「人々が美しく心を寄せ合うなかで文化が生まれ育つという意味が込められています』

日本には、日本の文化から生まれた「礼儀正しさ」「善良さ」「思いやり」「清潔さ」などがあり、海外から高く評価されています。
海外に誇れるこれらの日本文化は新元号の「令和」と一体になって、私たち日本人は日本の文化をさらに継承・発展させていかねばなりません。一方、個人レベルでは日本人の潜在意識にこれから「令和」が染み渡っていくことから、「令和」に個人のポジティブなイメージを重ね合わせるアファメーションをすることでイメージを実現できます。

 

■「令和」からイメージできることとアファメーションによる活用

「令和」の「令」には、現代では使われていないためほとんど知られていませんが「よい」「立派な」「優れた」という意味があります。そのほかには「命令」「指令」「法令」「年令」などと使われることから連想できる「命じる」「いいつける」「法律などの規範」「年」などの意味があります。
また、漢字の読みや形から「冷」に似ているので「冷たい」「クール」なイメージを持つ人もいるかもしれません。また、読みが「霊」「礼」とおなじのため、「魂」「心」や「礼儀」「敬意」なども連想できます。一方の「和」には、「穏やかな」「静まって平和な」「落ち着いた」「やわらかくな」「なごやかな」「調和的な」などの意味があります。

これらの「令」「和」の漢字の持つ意味や連想から、あるいは「令和」から受ける直感的なイメージを自分の願望・目的と重ね合わせてポジティブなフレーズにすれば効果的にアファメーションを実行できます。
アファメーションによる強い思い込みは、潜在意識に刻み込まれ、願望、夢、目標を達成するための建設的な思考・発想・行動になって現れます。

 

■アファメーション成功のポイント

アファメーションは以下の4つのポイントを守れば成功させられます。

1.自分が達成したい目標や夢を明確に、具体的にイメージする
2.論理的にイメージするだけでなく目標や夢を実現した結果の感情をイメージする
3.イメージをポジティブな言葉で「私」を主語にして現在形・現在進行形で表現する(実現できたイメージは完了形で表現)
4.上記のポジティブな表現を繰り返す

私たちは、これから数十年間にわたって「令和」を何度も見聞きしながら「令和」とともにこの元号の時代を生きていくことになります。
元号が変わる5月は、新しい生命の息吹が強く感じられ、フレッシュな気持ちになれる時期です。自然の鼓動・パワーとともに願望・夢・目標を実現するために潜在意識を活用するにはタイミングとしても良い時期です。

 

人生を好転させる潜在意識の活用法

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