潜在意識と出会い、その力を信じるようになってからは、本やテレビ、映画などで成功者のエピソードや仕事ぶりを知ると、
「ああ、この人は、こういう形で潜在意識を活用していたのだな」
とはっきりわかるようになったのですから不思議なものです。
経営の神様。松下幸之助さんもその一人です。
松下さんの大成功は潜在意識を活用していたからだというのは、おそらく私くらいかもしれません。
松下さんは、何度失敗しても途中で放り出すことなく成功するまでがんばり抜いた人だとか、人一倍努力の人などと賞賛されています。
後年は社会のために人材を育てることに使命感を持つようになり、松下政経塾を開いたことでもよく知られています。
それほど素晴らしい方ですが、そんな方だからこそ、私達は100%の確信をもって
「松下幸之助さんは潜在意識を活用していた」
と言い切れるのです。
その根拠は山ほどあります。
たとえば、松下さんはたくさんの名言を残していますが、その中には潜在意識のことを述べているのだなと思われるものが少なくないのです。
「何としても二階に上がりたい。どうしても二階に上がろう。
この熱意がハシゴを思いつかす。階段をつくりあげる。才能がハシゴをつくるのではない」
「熱心は、人間に与えられた大事な宝である。そしてこの宝は誰にでも与えられているのである」
などの言葉は、その代表的なものです。
ただ、そのことだけを集中して願う。
考え続ける。
これが潜在意識を活用する基本中の大基本であることに気付かされますね。