vol.41 ワールドカップ香川選手のペナルティキック成功と潜在意識【人生を好転させる潜在意識の活用法】

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vol.41 ワールドカップ香川選手のペナルティキック成功と潜在意識【人生を好転させる潜在意識の活用法】

FIFAワールドカップロシア大会で、日本チームはうれしいことに戦前の予想を大きく裏切って、1次リーグ予選を勝ち上がって2大会ぶり3度目の決勝トーナメントへの進出が決定しました。

この予想外の日本チームの勢いは、第1戦でFIFAランキング16位の格上の強豪国コロンビア戦に勝利したことでもたらされたといっても過言ではないでしょう。

恐らくこの勝利がなければ、戦前の予想通りの3戦全敗もあり得たのではないかと思われます。それほどに重要な勝利でした。

そして、この勝負の大きな鍵を握ったのが、相手選手のハンドによる反則で得たペナルティキックを香川選手が成功したことでした。

重圧のかかるなかで香川選手がペナルティキックを成功させた裏には、今から3年半前の出来事が絡んでいると思われます。その経緯と潜在意識の関係について紹介します。

 

香川選手のペナルティキックの成功と失敗の過去

今回、ペナルティキックを蹴って成功したのは香川選手ですが、従来は本田選手が出場してピッチにいれば、本田選手が蹴っていました。

本田選手がベンチにいて蹴る選手が決まっていないなか、香川選手は蹴ることを自ら意思表示。
しかし、ワールドカップという4年に1度の大きな大会のその大事な初戦で、しかも誰もが100%得点を期待するペナルティキックを蹴るには想像以上のプレッシャーがかかったに違いありません。

そして、香川選手には、今からさかのぼること3年半前の2015年1月23日のアジア杯準々決勝の対UAE(アラブ首長国連邦)戦で1対1の勝負を決するための大事なペナルティキック戦を失敗した過去があります。

このペナルティキック戦で香川選手は、6人目に登場。しかし、緊張からか普段より助走が長く、そこから放ったシュートはバーをたたいて失敗。

このペナルティキックの失敗で日本は、それまでアジア大会では準決勝以上に進出するのが当然となっていましたが、5大会ぶりに進出を逃し、香川選手は号泣、目を赤く腫らしました。

そのためかなり強いトラウマを抱えたと思われます。このトラウマを抱えて、かつ緊張感がマックスの試合でペナルティキックを蹴ると名乗り出るには相当な勇気が必要であったと思われます。

 

香川選手とイップス

あまり聞かれない用語ですがスポーツ選手を襲う「イップス」という症状があります。

イップスになると超一流選手が、まるで初心者のようなプレーしかできなくなります。
主にゴルフや野球のように同じ動作を正確に行うスポーツで正確さにこだわる選手に多く見られますが、スポーツの種類を問わず誰でもなる可能性があります。

イップスになると、例えばゴルフで今まで正確に方向や距離を思ったように打てていたのが、まるで始めてゴルフのスイングをするような打ち方しかできなくなります。

インターネットで検索するとイップスの症状と思われるプロスポーツ選手の動画をたくさん見つけられます。意外に多くのスポーツ選手がイップスになって途中スランプに陥ったり、克服できないで静かに表舞台から去ったりしています。

イップスの原因は、以下のようにいくつかあげられています。

・試合中に生じる極度の緊張や不安などが、筋肉の硬直や震えなどの身体的なトラブルを引き起こす精神的な症状

・過去の心的外傷(トラウマ)が脳に残って行動・動作に悪影響

・同一動作の過度の繰り返しによって脳が構造変化(したい行動・動作を脳が判断できなくなって、意図したことと異なる行動・動作しかできなくなる)

なお、人間を含む動物には本能として危機に直面すると、以下の3パターンを状況に応じて選択します。

・逃亡

・戦闘

・硬直

最後の硬直は、ケースによっては硬直するほうがケガが大きくなる場合もあると思われますが、一般的には無防備な状態で不意打ちを食らうよりも、危機を察して身構えるほうが体への負担は小さくなり、受け身が取れて衝撃を和らげられます。

日大のアメリカンフットボールの行為が危険・悪質とされたのもこのためです。しかし、この硬直が必要のないときに起こることでイップスになります。

イップスにも思い症状から軽い症状がありますが、3年半前のUAE戦でペナルティキックを外した頃の香川選手は、軽度のイップスではなかったかとみている脳科学者がいます。

イップスは「失敗」→「気にする・落ち込む」→「さらなる緊張で失敗」と負のスパイラルに陥り症状が悪化し、ひどくなると初心者以下のプレーしかできなくなります。

 

スポーツだけでなく起こるイップスは潜在意識の活用で克服が可能

香川選手がイップスを克服したのか、それとも脳科学者が心配したイップスの症状ではなかったのかは分かっていません。

しかし、あの緊張感あふれる場面で過去のトラウマがありながら自ら蹴ることを表明した香川選手には成功させられるという自信がみなぎっていたと思われ、潜在意識にある成功するイメージが香川選手には見えていたのではないかと確信できます。

なお、イップスに似た症状は、スポーツ選手だけでなく一般の生活のなかでも起こります。

緊張して手が震える、うまく話せない、反復して行う動作が急にできなくなるなどです。

イップスと認定されると心療内科では投薬治療も行われるようですが、頭で考える顕在意識と心の底で無意識に行動を決めている潜在意識の不一致を解消することが最も効果的といわれています。

多くのスポーツ選手はイメージトレーニングで成功イメージを潜在意識に強く届けているはずです。

しかし、そのスポーツ選手でかつ超一流であっても、ちょっとしたきっかけでイップスの症状になるというのは脳の困った不思議さの1つかもしれません。

これは、例えれば今まで自転車に乗れていた人が、事故に遭って心理的に自転車に乗りたくないから乗れないのではなく、潜在意識として自転車に乗れなくなった自分をイメージして物理的に自転車乗れなくなった状態に近いのかもしれません。

この場合は、事故に遭ったから自転車に乗れないという潜在意識を塗り替えることが必要です。

そのため重いイップスでは、心理分析などして効果のある潜在意識の塗り替えが必要になるでしょう。

ただ、軽度の場合は、あらためてリラックスした状態で成功イメージを潜在意識に植え付けることで解決できます。

 

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